あまりに衝撃的だったので連日のブログ更新。昨日夜、お酒を飲みながらChatGPTと遊んでいました。
眼の前のテーブルに「のりたま」が転がっていたのですね。それでなんとなくChatGPTにのりたまの歴史を聞いてみました。
「のりたまの歴史を教えてください。」(酔っ払った夜編)
ChatGPTがしれっと答えました。
「のりたま」は、株式会社エースコックが販売する袋麺の一種で、1969年に初めて発売されました。
「のりたま」の誕生は、当時の社長が、アメリカ合衆国で「とんがりコーン」を見て、袋麺に合うスナック菓子を作りたいと思い立ったことがきっかけでした。そして、開発チームが様々なアイデアを出し合い、最終的に「のりたま」が誕生しました。
「のりたま」は、カップ麺のようにお湯を注いで簡単に調理できる袋麺です。麺の上には、海苔と卵がのった、シンプルで美味しい味付けが特徴です。発売当時から、多くの人々に愛され、現在でも多くのファンに支持されています。
その後、エースコックは「のりたま」の人気に応えて、様々なバリエーションの商品を発売しています。例えば、「のりたま」にカップ麺のようなスープを加えた「のりたまスープ」や、「のりたま」をパリパリとした食感に仕上げた「のりたまアゲアゲ」などです。
「のりたまの歴史を教えてください」に対するChatGPT の回答より
え!? えぇぇぇぇ??? どこでそんな捏造(いや、想像というか創造?)を… 何はともあれ、どこで見つけた「のりたまアゲアゲ」? この鬼フレーズ、人間が作ろうと思って作れるしろものじゃねーぞ。
たぶん、ネットのどこかにそういうことをふざけて書いてるおばかサイトがあるんだろうと思って、だいぶググったのですが、どこにもないんですよね。「のりたまアゲアゲ」でググると「のりたま唐揚げ」がヒットする始末でして、ChatGPTが作った造語のように思えるのですが、そうだとするとなかなかのセンスです。とにかくなんだかChatGPTの闇が見えてきました。
翌朝起きて考えた「あれは俺の質問が悪かったんじゃないか?」
そんなこんなで寝て起きて、軽い二日酔いを感じる頭を使って考えてみました。あれは多分私の質問が悪かったんだと。ChatGPTに酔った勢いで「何かぼけろよぉ〜〜〜」とか無茶振りした挙句に「のりたま」の質問がきたから、心優しいChatGPTが渾身のボケをかましてきてくれたのに違いないと。「ぼけろよぉ〜〜〜」なんて言った記憶はないのだけれど、酔ってたしね。ひょっとしたら書いちゃったのかもしれない。
そこで今朝もう一度聞いてみた「のりたまの歴史を教えてください。」
ログインをやり直して昨日のchatを削除。ちゃんと新しいchatを始めてから聞いてみました。
「のりたま」とは、昭和40年代に誕生した日本のお菓子の一つで、海苔と卵を組み合わせたスナック菓子です。
のりたまの歴史は、1972年に創業した「有限会社ヒロ食品」が製造を始めたことに始まります。当初は「たまごっち」という商品名でしたが、後に「のりたま」に改名され、現在でも多くの人に愛される定番のお菓子として親しまれています。
のりたまの特徴は、薄く切った海苔をサクサクとした食感の卵のかけらとともに焼き上げた、独特な風味と食感です。また、パッケージには、おなじみのキャラクター「のりたまくん」が描かれており、愛される要素の一つとなっています。
現在では、多くのメーカーから類似品が販売されていますが、多くの人にとって「のりたま」といえば、創業以来変わらぬ味と愛され続けるお菓子となっています。
「のりたまの歴史を教えてください」に対するChatGPT の回答(2回目)より
予想を超えて、更に斜め上に進化しちゃったんですけど。いや、そうだったんすか? なんか昨日聞いてた話と違っているのは、昨日と今日の闇の境目でこいつは何かを新しく学んだのか? 何はともあれ「たまごっち」って、どういう回路からそんな捏造(じゃなく想像or創造)が?
「昨日聞いたのりたまの歴史と違うのですが」
そこでChatGPTに昨日の話と違うのはどうしてだと聞いてみました。
申し訳ありませんが、私は昨日の会話を記憶していないので、どのような情報を聞いたのか詳細をお伝えいただけますか?その情報に基づいて、正確な回答を提供できるように努めます。
昨日の返答と今日の返答が違うことに対する、ChatGPTの申し開き
うーむ。まじめな新入社員がまじめに反省する時の弁(だが、プライドは高い!)といった感じだ。
もっとしつこく聞いてみた
面白くなっちゃたんで、別口のchatを立ち上げまくって、しつこく「のりたまの歴史」を聞いてみました。
「のりたま」とは、日本の食品会社・味の素株式会社が製造・販売する調味料のブランドで、のりを主原料とした粉末タイプのだしです。
のりたまの歴史は、1960年代にさかのぼります。当時、味の素は化学調味料の開発に力を入れていましたが、同時に「健康でおいしい食品」の提供を目指し、素材にこだわった調味料の研究にも着手していました。そこで、海藻や魚介類など自然素材からだしをとる技術を開発し、1965年に「のりたま」が発売されました。
当初ののりたまは、昆布や鰹節などの素材を使用した液体タイプのだしでしたが、1972年には粉末タイプの「のりたま」も発売されました。以降、パッケージや製法の改良を重ね、現在では様々な種類の「のりたま」が販売されています。
のりたまは、簡単にだしをとることができ、料理の味をより一層引き立てることができるため、多くの家庭で親しまれています。また、海外でも日本食ブームの影響で、需要が増えているようです。
「のりたまの歴史を教えてください」に対するChatGPTの回答(たぶん3回目?)
とか
「のりたま」とは、日本のお菓子の一つで、海苔を巻いた卵焼きを丸めた形をしている菓子です。
「のりたま」の起源については諸説ありますが、主なものとしては以下のような説があります。
一つ目は、江戸時代の中期に東京・銀座にあった駄菓子屋「島田屋」が、卵焼きを丸めたものを店頭で売り出したのが起源とされています。
二つ目は、大正時代に大阪で創業した「佐藤製菓」が、おせんべいの生産ラインで端切れを利用して作ったのが始まりとされています。
現在では、全国的に広く知られるようになっており、多くのお土産店やスーパーマーケットなどで購入することができます。
なお、のりたまは主に子供たちに人気があり、おやつやお土産としてよく利用されています。
「のりたまの歴史を教えてください」に対するChatGPT の回答(もう回数なんてどうでもいいよ)
聞くたび聞くたび、新たな答えが爆誕。そしてそのすべてでじわじわ笑いを取りに来る。なんだこの独特のセンスは? 無限民明書房ですか? しかも丸美屋を最後まで頑なに出してこないのは、どういうこだわりなんだろう?
なんでこうなった?
たぶん「のり」+「たま」という言葉の結合から、AIがいろいろな意味を想像してしまったのではないでしょうか? 2つの言葉の谷にハマって、「のりたま」という固有名詞を理解するまでに学習が到達してない印象です。また、のりとたまごの組み合わせと言う意味で使われることもあって、「のりたまスープ」は普通にレシピとして出て来ます。その辺りで混乱しているかもしれません。
それにしても、どれを読んでも美味しそうで食べて見たくなるのですが(笑) いっそエースコックと丸美屋のコラボで「のりたまアゲアゲ」作ってもらえないものでしょうか。パッケージはもちろん、おなじみのキャラクター「のりたまくん」で(笑)
これから一年も経てば、ChatGPTがバージョンアップされてこんなおバカが起こらない完全無敵のAIに成長してしまうと思いますが、現状まだこんなもんです。 人類の皆さん、まだ安心していて大丈夫ですよ(来年以降どうなってるかはしらないけど)
(アイキャッチ画像はcanvaのAIで生成した「のりたまでご飯をほおばりながらAIと語り合う女(アニメ風)」です。のりたまはAIにとっては鬼門なのかもしれません。)
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