Yagifulは、言語学習に特化したAI搭載フィードリーダー「FeedDeLingo」をリリースしました。
FeedDeLingoは、お気に入りの海外サイトからRSSフィードを通じて最新記事を収集し、AIがタイトルを翻訳します。わずか1分で、興味に合った魅力的な記事を見つけ、自然に学習を始めることができます。
各記事には、初心者から上級者まで、ユーザーのレベルに合わせたAI生成の要約が付いています。FeedDeLingoは単に読むのを助けるだけでなく、翻訳、解説、音声再生、クイズなどで段階的に理解をサポートし、リーディングとリスニングのスキルを同時に高めることができます。
完全多言語対応のウェブベースのフィードリーダーとして、FeedDeLingoはあらゆるOSで動作します。電車内やカフェ、ちょっとした隙間時間など、いつでもどこでもスマートフォンやブラウザだけで学習できます。

QRコードからもお試しいただけます。
スマートフォンに対応しています。
AIアシストつき外国語ニュース読解の世界
FeedDeLingoの起動画面。アプリに登録されたサイトがリスト表示されます。初めてアプリを起動してリストが空の時は、starter packでサイトを追加してみましょう。

サイトをクリックするとそのサイト内の最新記事がリスト表示されます。オリジナルの英文タイトルだけだと次のような無味乾燥な感じになりますが…

FeedDeLingoならAIが自動的に翻訳タイトルを作成してくれます。これなら「ちょっと読んでみようか」という気にさせられますね。

記事をクリックすると、短い要約をAIが用意してくれます。要約の日本語訳も閲覧可能(隠すこともできます)。

ちょっと内容が難しすぎましたか? そんな時はAIに頼んで、もっと簡単な要約を作ってもらいましょう。

“Read with AI Assist”をクリックすると、要約を一行づつ、AIが徹底解説してくれます。音声読み上げもついてきますから、リスニング対策も完璧です。

要約を読んだら、ぜひ記事の原文に挑戦しましょう。最初は無理でも、目標のサイトのいろいろな記事の要約を読み続けると、そのサイト特有の語彙が自然と身につきます。そして、原文にも無理なく目を通せるようになっていきます。短い要約では分からなかった記事の詳細を、原文を見て確認しましょう。
FeedDeLingoはスマホ(iPhone, Android)でも動きます。通勤通学中の電車の中や、カフェでコーヒーを飲みながらの10分もあれば始められます。目が冴えて眠れない夜も、ベッドの中で読み始めるとすぐに眠れるので不思議です(笑)

FeedDeLingoができるまで
FeedDeLingoを制作するきっかけになったのは、前作「ディープマッスル AI Eigo (以下ディープマッスル)」での体験でした。ディープマッスルは、ペーストした英文テキストの意味や発音を解説するアプリです。その使い方のデモとして、Yagifulのウェブページにbbcの最新記事のタイトルを日本語訳とともにリストし、それぞれにつけた短い英文要約をディープマッスルで解説してみる、というAI読解体験ウェブページを作成していました。
ディープマッスル自体はいまいち人気がなかったのですが… この宣伝ページが面白くて、私は自分で作ったページに自分ではまってしまいました(笑) BBCの記事の英文タイトルをそのまま見ると身構えてしまいますが、日本語に訳して見てみると、日本の新聞のタイトルの感じと案外変わらないことに気づきます。日本語タイトルだと気楽に眺めることができて「ちょっとこの記事読んでみようか」という気持ちになりやすいのですね。
短い要約を読むというスタイルも語学学習という目的からして最適でした。要約の意味がよく分からなくても、AIアシストにかければ楽に理解ができますし、読み上げもしてくれるので耳もかなり鍛えられます。これがスマホで寝ながらできる(そしてそのままよく眠れる…)。いいことずくめで、これなら一生続けていられるなと感じました。
あまりに面白いので、個人的な趣味であるF1の公式サイトのニュースもリストに加えようと思ったのですが、流石にこれは一部の熱狂的ファンの方以外には読んでもらえないでしょうから諦めました。ただ、個人としては、やっぱりF1の記事をAIアシストで読んでみたいのですね。しばらくあれこれ考えたのですが、ある時はたと気づきました。これは新たなアプリにすればよいのだと。
ユーザーが好きなサイトをフォロー、そこから記事を探して読むというアプリのジャンルは昔から存在して、フィード・リーダーと呼ばれていました。最近は下火のジャンルだと思うのですが、それでも語学目的なら簡単なものでも新しく作る価値はあるだろうと考えました。AIを使えば昔はできなかったことができそうでもありますし。
後から調べると、タイトル翻訳をサポートするフィードリーダはいくつか存在していたようなのですが、翻訳は有料プランに限られるものが多いようです。FeedDeLingoでは、広告を入れているとはいえ、他が有料で提供しているタイトル翻訳を無料で提供しています。これでやっていけるのかどうかはまだ未知数ですが、語学に対するモチベーションの持ち方として、FeedDeLingoのやり方はかなり良い線を行っているように思えました。とりあえずコンセプトをユーザーに公開してみるのが良いだろうという考えで、そのままアプリ化しています。将来的に継続していけるのかまだ分かりませんが、今なら無料です。ぜひこの機会に、この新たなAI語学学習の世界を体感してみてください。
ちなみにこちらが私の念願だった、F1公式のフォローボタンになります。
こういうフォローボタンも簡単に作れるのが楽しいです。F1公式では、現在各チームの新車発表が一巡して、次の話題はバルセロナの合同テストでしょうか。そういう最新情報が、FeedDeLingoならAIアシストで英語でダイレクトに手に入れることができます。F1オタクとしては「フェルスタッペン」とか「ニューウェイ」とか… 後は「エンジン圧縮比でホンダがピンチ」とか「ティフォシは怖いぞ。ハミルトン今年はいけるのか?」とかタイトルにあると、もう読まずにいられないのですね(笑)こういう分かりやすい趣味とFeedDeLingoで、ぜひ語学制覇を目指しましょう。
FeedDeLingoは全世界、全言語対応
FeedDeLingoは、英語だけではなく、スペイン語、中国語、その他諸々、AIが対応できる言語であればすべての言語が学習できるように設計されています。WindowsなどのメジャーなOS上であれば多言語の読み上げが利用できますので、リーディングとリスニングの両方を学べるはずです(正直に言うと文字が右から左に流れる言語(アラビア語など)は想定外でした… こちらもおいおい考えていきたいと思っています。)
対象とするユーザー層も日本だけではなく、全世界を想定しており、ユーザーインターフェース(UI)も英語で統一しました。Yagiful初の日本語UIがないアプリとなりますが、難しい設定のないアプリなのでそれほど問題にはならないでしょう。ニッチなアプリだと感じていますが、日本人口の何倍にもなる世界のユーザーを対象にして、ユーザー獲得を目指します。
少なくともこれからしばらくは、外国語の重要性に変化はない?
最近はAIを使ってプログラムを組んでいますが、やつらはこちらが日本語で質問しているにも関わらず、平気で英語の長文を返して来ることがあります。流石にそのあたりの英語に不自由はなく、英語のままで飛ばし読みしていますが、AIが出現しなければこれだけの量の英語をプログラミングで読まされることはなかったようにも思います。一昔前まで、エンジニアにとってプログラミングの知識が最重要でしたが、それはAIが肩代わりしつつあります。代わりの仕事はAIが生成する多量のドキュメントを素早く理解して次の一手(=プロンプト?)を決定することで、皮肉なことに、AIの出現で語学(あるいは読解力)の重要性はますます増しているように思えます。
それにこれからの若手は、語学に昔ほどの拒否感を持たなくなるのではないでしょうか。FeedDeLingoにしてもそうですが、AIは語学習得のしきい値を大幅に下げてしまいました。英語を理解するエンジニア人口が今後増えていく中、取り残されないために、FeedDeLingoで英語を鍛えてみるというのはどうでしょう。
最後に FeedDeLingo というアプリ名の由来に短く触れておきましょう。ややこしい話になるので、”de”は日本語の「で」ということで、もともとはタモリが若い頃にラジオか何かで始めたらしい日本語の悪ふざけ、ということにしておきます。feedは英語っぽい響きであるにも関わらず、deとlingoはロマンス語(ラテン系)っぽい感じがあり、de lingoというつながりはロマンス語的にそれほど拒否感なく受け入れられる、と某AIチャットが言うので、それをまるごと信じてみることにしました(笑) 本当はFeedLingoで始めたのだが、ドイツにそういう名前の会社があることを後から知って、焦って取り急ぎdeを入れたという恥ずかしい話、ではありません(笑)

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