前回のポストでRaspberry Pi OSのbullseyeからbookwormへのアップグレードを解説しました。
今回のスクリーンショットは、もともと前回のポストに載せていたのですが、長すぎるので今回新たな記事としてまとめなおしました。
BookwormではRPI 4Bや発売予定の5Bで、waylandというディスプレイシステム(というかプロトコル?)が利用できます。Waylandで実現した、これまでにはない新たなラズパイのスクリーンショットをお楽しみください。
スクリーンショットのキャプションに、そのエフェクトを出すためのキーボードショートカットも載せておきました。ただ、今回のスクリーンショットはbullseyeからのアップグレード環境で撮りましたので、クリーンインストールのbookwormとは違うかもしれません。まあ、とにかく、ラズパイでもこんなことができる時代に突入したんだなということを実感ください。
なお画面に出てくるアプリは、本サイトで開発中のプロジェクトSoqAlbumです。だれでもどこでも1分で、準備なしアカウントなしインストールなしで送れるファイル転送サービスです。クロスプラットフォームを売りの一つとしているので、当然bookwormでも動くはずだと宣言していたのですが、ぶっつけ本番で無事稼働しました(笑)ラズパイでnearby shareやairdropのようなファイル転送を行いたい方はこちらからどうぞ。iPhoneでもandroidでもラズパイに1分以内につながります。
ラズパイをbullseyeからbookwormにアップグレードして撮ったスクリーンショット
アップグレード作業で役立つSoqAlbum
画面に出てくるSoqAlbumは、今回のアップグレード作業のいろいろな場面で活用されています。例えばノートPCとラズパイをリンクして、
- チャット機能を使って、ノートPCからラズパイに、作業に必要なスクリプトやURLを送信。
- ラズパイで撮影したスクリーンショットをノートPCに転送して、このブログを作成。
またアップグレード中は、
- ノートPCで立ち上げたSoqAlbumとスマホをリンク。ラズパイのアップグレード中にディスプレイに表示されるメッセージを、スマホで撮影してノートパソコンに直送(最後のスクリーンショットを参照)。
SoqAlbumは何の準備もなくブラウザだけを使い、1分でファイルが送れるようになります。winでもmacでも、iphoneでもandroidでも問題ありません。今回のようなまっさらなPCを設定する場面では最適な情報共有ツールとなるでしょう。
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