今年の7月24日、GoogleがChromeOS Flexを正式リリースしました。これはchromebookで利用されるChromeOSを、通常のPCやmacにインストールできるように移植したものです。最新のOSが動かなくなってしまった古いPCやmacでも、ChromeOS Flexをインストールできれば実用的なパソコンとして再利用できたりするので、オールドPCの救世主として最近注目を集めています。
そこで今回は、以前の動画でも出てきた十年落ちのレトロなmacでChromeOS Flexをusbメモリからライブブート、SoqAlbumでスマホをリンクさせるデモ動画を作りました。iPhone, Android, Win, Mac, Linuxに対応しているとお知らせしてきましたSoqAlbumですが、実はChromeOSでも動きます。これにスマホをリンクさせて「カエルの折り紙」を作る作業をChromeOSに直接記録しました。
usbメモリからブートしたChromeOSですが、最新のchromeブラウザがサクサク動くのには驚きました。youtubeもコマ落ちしませんし実用的にネット閲覧できます。不具合もありましたが、それはまた別の記事にまとめることにしましょう。
SoqAlbumの使い方については「スマホをPCに接続」のほか、次の動画でも解説しています。
カエルの折り紙の記録 – ChromeOSとSoqAlbumでできること
動画のChromeOSではゲストアカウントでログインしていて、ほぼまっさらな状態です。そこからSoqAlbumを使ってスマホをリンクする作業が30秒ほどで終わります。後はボタン一つでカメラが起動し、撮影した写真はChromeOSに直接保存されます。折り紙の作成作業を邪魔しないで、最小限の努力で簡単にカエルが折り上がるまでの記録をChromeOSに保存することができます。
実際の撮影結果です。一枚の紙からカエルがどう折り上がるかよく分かりますね。SoqAlbumを使えばスマホを連携させて、このような写真を本当に手軽にPC本体に撮り貯めることができます。手書きのメモや紙に印刷された資料を取り込むのに最適なツールです。ChromeOSでワープロドキュメントやブログを作成するときは、このようにして資料を取り込めば説得力のあるドキュメントを作成することができるでしょう。
ChromeOSとSoqAlbumの相性は最高 – PWAとしてインストール可能
SoqAlbumはPWAなウェブアプリで、ChromeOSであれば他のアプリと同様にインストールできます(chromeでhttps://yagiful.com/soq/o-peer/を開いてアドレスバーからインストール) つまりツールバーのアイコンから、ワンクリックでSoqAlbumを起動できるように設定できます。一つのSoqAlbumに対して複数のスマホをリンクさせることもできますから、ChromeOSをハブとして、様々な写真やファイルを複数のスマホ・タブレット・PC間で相互に転送することができます(以前のポスト)。ChromeOSはウェブアプリの利用を前提としたOSであり、利用できるファイル転送サービスは限られますが、ウェブアプリのSoqAlbumなら何の問題もなく動きます。Nearby Shareの使えないiPhoneからファイルを送るのも簡単ですから、ChromeOSでデバイス間のファイル転送に困った時は、SoqAlbumをお試しください。
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