Zolaで多言語・SEO対応ブログ・ドキュメントサイトを始めました (1/3)

なんだか久々のブログ更新です。この日本語ブログはwordpressで運営しているのですが、英語の方でも情報を発信する必要が出てまいりまして、そこで英語用のウェブマネージメントシステムを別途新たに導入することにしました。それでhugoを触って、zolaに至り、そして案の定一週間以上沼にはまって現在に至るおなじみの流れ(笑)でして、ブログどころではありませんでした。

最初は今使ってるwordpressとは別に、新たに英語用のwordpressを用意して、それぞれを同時に一つのウェブサーバー上で動かすとかいう、阿呆しか考えつかない愚直な方法でいいかなぁぐらいの考えだったのです(さっさと英語のHTMLが出てくれれば、正直それでいいかなと)流石にそれは恥ずかしいし、できればボタン一つで日本語と英語が切り替わってくれるような情報サイトにしたかったので、それが可能なシステムを探し始めました。

これを機会に原稿もテキストファイル(markdown)で用意して、画像も含めてバックアップを簡単にして、いざとなったら別のシステムにも移行ができる運営にしたかったのです。そこで最初に視野に入ったのはhugoでした。例えばこちらみたいなしっかりしたサイトの移行例などもあったりするので、hugoでいいんだろうと思ったのですが… hugoも人気があるテーマになると中身がそうとう入り組んでいて、そのテーマ専用のタグを打つような原稿作成になっているようで(<= hugoはちょっと触っただけなので、嘘かもしれません)特定のテーマにロックインしてしまうのはwordpressとたいして変わらないかなぁ…という気分でした。

そうこうとhugoを調べていくうちに、hugoの後発のツールでzolaなるものを発見しました。

Overview | Zola
Everything you need to make a static site engine in one binary.

近頃話題のrust製のツールで、hugoに劣らずHTML生成が速いということらしく、設定もhugoよりは分かりやすいらしい(<= これもhugoがよく分かってないので嘘かもしれません)hugoとかなり似ているので、いざとなったらhugoに戻れるかな、というのもあります。

そういうわけで、hugoもよく分かってない人間が、いきなりzolaを始める決意を固めるわけです。カリカリに尖った決定だと思うのですが、状況がよく分かってない人間は、往々にしてこういう決定を平気で下します(笑)

英語で何を作りたいのか?

英語で発信したいのは本サイトで展開しているウェブサービスSoqAlbumの情報です。

Chrome用のSoqAlbum拡張機能というものをリリースしたのですが、どういうわけか日本での人気はさっぱりで、主に英語圏(特にアメリカ・インド)のみなさんがインストールしてくださっているようです。英語対応にこだわって作成したアプリですので、英語で売れること自体は嬉しいのですが、このブログで日本語のSoqAlbum情報をこれだけ発信しても意味がないんだなぁと(涙) あるいは日本の人口と、英語圏の人口を考えて、比例計算すればこういうインストールバランスになってしまうのかもしれません。

理由はともかく、SoqAlbumのマーケティング的には、こんな日本語のブログ書いてる暇あったら、英語でなんか書けよということなのです。思えばSoqAlbumの使い方の英語の記事は皆無で、最低限の情報発信もしてないよなということで、英語圏からアクセスしてもらえるウェブサイトを新たに構築したかったのです。

zolaをadidoksで運用する

zolaのテーマとして選んだのはadidoksです。これはhugoのdoksテーマをzolaに移植したもののようです。ブログを書くというよりもSoqAlbumのドキュメントを書くのが目的で、またgithubのstarもそこそこあるので安心かなと(といってもhugoのテーマ等に比べれば、まさに桁が違うのですが)ただ、このテーマの更新は既に止まっているらしいことに後から気づきます。まさに波乱の予感ですね(笑)

次回に続く

とまあ、だいぶ状況が香ばしくなってきたところで、続きは次回に回します(もうだいぶ原稿が長くなってしまったので)最終的にこのzolaのテーマとの血みどろの戦い(?)が始まるのですが、とりあえず次回はzolaでadidoksを動かすまでの一般的な話をしましょう。

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