SoqAlbumを大幅アップデート、スマホ対応を強化

久々の登場となりますyagiです。昨日SoqAlbumの大幅アップデートを敢行しましたので、そのご報告です。一言で言えば、見た目(GUI)がだいぶ変わりました。特にスマホ用のGUIを新たに追加してあり、スマホ同士のファイル交換が快適に行えるようになりました。

スマホとスマホの間でのファイル交換が簡単になった

これまでのSoqAlbumは、PCとスマホとのファイル交換を主なターゲットに開発していました。つまり、

  • PCのブラウザでSoqAlbumを起動。
  • 起動したSoqAlbumに表示されたQRコードをスマホでスキャン。SoqToolsが起動してファイル交換開始。

という使い方を想定していました。

今回のアップデートで、スマホとスマホでのファイル交換、すなわち

  • スマホ(iPhone/Android)のブラウザでSoqAlbumを起動。
  • 起動したSoqAlbumに表示されたQRコードを別のスマホ(iPhone/Android)でスキャン。SoqToolsが起動してファイル交換開始。

という使い方が可能になりました。これでスマホ同士のファイル交換が、QRコードのスキャンだけでその場で行えます。メールアドレスなどのIDの交換は不要で、ファイル交換後はブラウザページを閉じるだけでリンクが解消。iPhone/androidの違いを考える必要もありません。

スマホで動くSoqAlbum。スマホ用GUIで作業が簡単になりました。PC版でもだいぶ見た目がスッキリしたと思います。

正確に言うと、これまでもスマホだけのファイル交換は可能だったのですが、GUIがPC向きすぎてあまり快適ではありませんでした。今回はスマホ専用に縮小したカード表示などが用意されましたので、PCでSoqAlbumを立ち上げた場合と遜色なくスマホ上でSoqAlbumの作業ができるようになったかと思います。

実は内部的にも大きく変わったSoqAlbum。vue(tify)3へのアップグレード

以上がユーザー側から見える部分でのSoqAlbumのアップデートなのですが、実は開発側から見たアップデートの主目的は別にありました。vue(tify)3へのアップグレードです。

はっきり触れるのはこれが始めてだと思うのですが、SoqAlbumはvue(tify)というjavascriptライブラリーを使って開発されています。これ自体は見る人が見ればすぐ分かるよなーというレベルの話なのですが、使ってきたバージョンがvue(tify)2系列だと言えば、「それはまずいよなー」というのも、分かる人には分かっていただけるかと思います(笑)

vue2系のサポートはだいぶ前から今年いっぱい(12/31まで)と決まっていたらしく、今年中に後継のvue3系に移行する必要がありました。それに合わせてvueのguiライブラリーであるvuetifyも2系列から3系列に移行する必要がありました。

SoqAlbumを開発したのは去年からでありまして、なんで最初からvue(tify)3で作らなかったのかと言われそうですが、去年の段階ではguiライブラリのvuetify3がまだアルファー段階でした。その時点でvue2が間もなく終わるという情報は頭に入ってなかったので、とりあえず2系列で開発して、そのうち3系列に移行すればいいやという程度の考えで開発を始めてしまったのです。移行するにしても、数行書き換える程度の話だろうと思っていたのですが… いやはや、そんなレベルではありませんでした(笑)

次回、vue(tify)3に移行編に続く(かもしれない)

一ヶ月以上ブログを書いてなかったので、しばらくはちょくちょく何かを書こうと思っておりまして、とりあえず次回はvue(tify)3への移行の話で何か書くかと考えていますが、とりあえず今日はここまでです。

今回のアップデートではスマホ用のguiを用意した以外にもいろいろ改良しています。単純にvue(tify)3へのアップグレードをしたわけではなくて、これまでの開発でずっと気になっていたところを新規に開発したり、この一年ほどで蓄積されたゴミコードの削除も同時に行ったりと言った感じで、だいぶ時間が経ってしまいました。そんな感じで疲労度マックスとなった矢先に、iPhoneのsafariの某バグが襲来したりで、safari専用のコードをだいぶ加えるはめに陥りまして… いろいろ特殊な事情もあるのですが、何かの参考になるかもしれないので、しばらくアップデートで遭遇した話を書いていこうと思います。

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